すごく大変だって聞くけど、中学受験をする理由を教えて欲しい!
そんな疑問にお答えします!
中学受験が良いのか悪いのか、それはもう各ご家庭の考え次第ですし、ネットにも教育関係のプロが言っているいろいろな情報があります。
今回は、中学受験を経験した普通の家庭の親が感じた中学受験の「良いところ」を8つに絞って解説します。
中学受験を検討しているみなさんのお役に立てれば幸いです!
それでは早速、結論から。
本記事の内容
中学受験のメリット8つ
- メリット①:学校が楽しくなる
- メリット②:学習習慣が身に付く
- メリット③:進学先を選べる
- メリット④:中高一貫校に通える
- メリット⑤:新しい人間関係が生まれる
- メリット⑥:知的好奇心が育まれる
- メリット⑦:大学受験の初動となる
- メリット⑧:子供の将来を考えるキッカケになる
上記が私の感じた中学受験のメリットとなります。
それぞれについて、解説していきますね。
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目次/読みたい所からどうぞ
中学受験のメリット①:学校が楽しくなる
意外に思われるかもしれませんが、塾に通い始めて最初に感じた変化がこれでした。
小学校の授業内容と塾の学習内容はまったくレベルが違うので、学校の勉強が簡単に感じるようになります。ホントに楽勝になるので、この点ではノーストレスです。
例えばサッカーが上手な子は、学校でサッカーをやるとイキイキしますよね。
何でもそうですが得意なことって楽しくできるものです。
学校にいる時間はほとんど勉強しているわけですから、勉強が得意だと自分に自信が持て、学校生活を楽しく過ごせるようです。
親の実感 !!
先生や回りの友達にも一目置かれる存在になりますし、何より子供が気持ちよく学校に通えること、これはとても嬉しかったです。
中学受験のメリット②:学習習慣が身に付く
中学受験をする人の多くが進学塾に通うわけですが、それはそれは大量の宿題が出ます。
高学年にもなると、それはもう呆れるくらいの量です。
これをこなさなくてはならないので、必然的に机に向かようになります。
正直いって最初は強制的にやらせることが多いと思いますが、不思議とそれなりにやるようになります。
なぜかというと、コツコツ塾の勉強することで自分に学力が付いていくのを実感できるからです。
学校のテストで良い点がとれるのは塾で勉強しているからだと本人が一番わかっているのです。
うちの場合は5年生の後半くらいから自分でやるようになりましたが、いつからそうなるかは子供によってマチマチだと思いますので、それまで親はどうにか辛抱して待ってあげてください。
親の実感 !!
何かの世界で成功する人って必ず影でコツコツと小さな努力を重ねているもの。
「地道な努力の大切さ」。
そのことを小学生ながらに身をもって経験できるというわけです。
中学受験のメリット③:進学先を選べる
3つめになっちゃいましたが、普通に考えるとこれが一番の理由ではないでしょうか。
行きたい学校があるから受験する。これです。
進学先を選べるのは受験した者だけが得られる特権と言えます。中学受験をしないご家庭の子供は、行く学校を選べないのです。
私立校は言ってみれば「会社」ですから、会社として生き残るためには生徒を集める必要があります。人気がなくなれば倒産です。
生徒を一人前の大人に育てるため、学校独自の理念を掲げ、様々な工夫を凝らした教育を実践しています。
この学校に行きたい、この学校に通わせたい、そんな出会いがあったならそれはそれは幸せなことですよね。
もし行きたい学校が無いのなら、是非とも探しましょう。
私立中学の良さというと、高度な設備や専門的な教員、レベルの高い授業なんてものがよくうたわれていますが、その学校に入った時に感じるインスピレーションみたいなものが実は重要だったりすることも。
駅から歩く街並みや、校門から校舎へのアプローチ、すれ違う生徒さんたちの表情など、どこかにビビッと来るポイントがあるかもしれません。
ですのでまずは、偏差値を気にせず、それぞれの学校の特徴を知ることが大切だと思います。
実際、高学年になると「偏差値の高い学校=良い学校」というふうに思えてきてしまうものです。特に親は、偏差値の呪縛から逃れらなくなる傾向があります。
でも、子供にとって必ずしもそうだとは限りません。
男女別学か共学か、自由な校風か管理が厳しいか、学習カリキュラムはどうか、どんな理念を掲げているか、部活動は盛んか、付属か進学校か…、様々な要因が絡み合って志望校が決まっていきます。
気になる学校があれば、低学年のうちからどんどん実際に足を運んでみることをオススメします。
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親の実感 !!
行きたい学校に行ける、子供が青春時代を過ごす場所を主体的に選べるということは、非常に大きな魅力だと言えます。
中学受験のメリット④:中高一貫校に通える
個別の学校それぞれの個性もありますが、そもそも中高一貫教育そのものがスバラシイと私個人としては感じています。
中学から高校の一番多感な時期、まだ子供と呼べるこの時期になるべく早く、自分の知らない土地、知らない人の中に飛び込んでほしい。
地元の友人はもちろん大切ですが、大人になりゆくこの時期に、幼少期からの慣れきった環境で御山の大将になるより、勇気を出して一歩違う道に進む。
そして新しい世界で幅広い世代の人たちと交流してほしいのです。
ちょっと前までランドセルを背負っていた子が、高校3年生と一緒に部活動をしたり、文化祭などに取り組む。
ここに構造的な価値があるように思います。
日本人って同世代の人とばかりつるむ傾向がありませんか?
世代の離れた人とうまく付き合えないというか。
ともすると違う世代の人を嫌う、見下すという風潮も見受けられます。
これってほんとにもったいないなあと思っています。
私自身、サラリーマン生活の中でも年配の方や若い後輩から学ぶことが非常に多いです。
違う価値観を持っていたりして、単純に話していて面白いし自分の成長につながりますよね。
親の実感 !!
12歳〜18歳までの幅広い世代でコミュニケーションがとれる環境、そんな刺激の中で子供たちには切磋琢磨して欲しいものです。
中学受験のメリット⑤:新しい人年関係が生まれる
前述したように、子供たちには早く世界を広げてほしいと願っています。
出会いの数だけ人生が豊かになる、的なイメージですね。
他の習い事にも共通して言えることですが、塾に行けば新しい友だちができます。
うちの子も塾から帰ってくると、あいつがどうとかあの子はこうとか、楽しそうに話してくれることがよくあります。
同じ志を持った者どうし、通じるものがあるのでしょうか。
親の実感 !!
なにはともあれ学校にはないコミュニティが生まれること、これもまた想定外のメリットでした。
中学受験のメリット⑥:知的好奇心が育まれる
塾の先生は小学生に教えるプロですから、面白い授業、面白い先生もいます。
もちろん学校でも色々なことを学べますが、塾では更につっこんだ内容やプラスアルファの知識・考え方を教えてくれます。
子供たちもそこに面白みを感じるようです。
うちの場合、社会の先生が好きで歴史や地理に関心を示すようになりました。
歴史の本を好んで読んだり、実際に世界遺産に行ってみたり。テレビを見ていても、
「この場所は昔こういうことがあったんだよね」
「地理的な条件が揃っていたからここで産業が発達したんだって」
と、ちょいちょい会話に知見を挟んでくるようになります。
勉強したことが現実の世界とリンクし始め、世の中の動きに興味を持てるようになる。
これも親として嬉しい成長です。
また、これくらいの年齢の子供たちの吸収力は半端ないです。
学んだことをどんどん自分のものにしていきます。
6年生後期になると、もはや親の自分よりも詳しいことが増えます。
私が知らないことを知っている、ということが当たり前の状態だし、算数なんてもうお手上げです。
スポーツをガチで習っている子供がめちゃくちゃ上手になるのと同じで、学力という面で信じられないくらい実力をつけます。
親の実感 !!
3年間の努力、培った知力と感性は確実に子供の人生の糧となるでしょう。
中学受験のメリット⑦:子供の将来を考えるキッカケになる
なぜ中学受験をするのか?
この問いに答えるのは簡単なことではありませんよね。
子供にそう聞かれた時、各ご家庭それぞれ色んな会話をすると思うのですが、我が家では「なりたい職業」についてよく話しました。
将来の仕事について学べるサイトや本を見せると、
「弁護士って悪い人の味方をしなきゃいけないこともあるの?」
「検察官とか裁判官ってカッコいい!」
こんな調子で、子供ながらに具体的なイメージを持つようになります。
「だったら司法試験に合格しないとね。めちゃくちゃ難しいテストだよ」
とか言ながら、「なりたい職業」に就くためには、資格や特別な能力、それを身に付けるための勉強が必要であることを諭します。
どんな職業でも、プロになるには努力が必要なことには変わりありませんよね。
学生のうちに世の中のことをたくさん学び、頭を使って人の役に立つ仕事ができるようになろう。
そんなメッセージを何度も伝えました。
将来の夢と現在とを結びつけて語り合うことはとても有益で、勉強へのモチベーションにもなりますし、子供の視点が未来を向くようになります。
「大学院って行かなきゃいけないの?」
「この仕事はけっこう稼ぐんだね」
と、そんな会話ができるようになり、6年生にもなると、
「警察庁に務めるキャリア組の警察官になるにはまず大学を卒業していないとダメで、国家公務員試験を受けてそれから…」
とかなんとか、私が知らないような詳しい事情まで調べてくるようになり、こちらが受け答えに困ることもしばしば。
親の実感 !!
まだまだ不確かな夢ですが、子供が将来や社会に関心を持つようになる、これも中学受験の有意義な副産物だと感じています。
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中学受験のメリット⑧:大学受験への初動となる
中学受験を通して得た学力は、これを経験していない子供のそれとはかなり差が開きます。
中学校で習う範囲まである程度進めている状態です。
実際、中高一貫校のほとんどは、高校2年までに高校で習うすべてのカリキュラムを終え、高校3年の1年間は大学受験に向けた入試対策に集中します。
加えて高校受験もありませんから、中学校入学からの6年間を大学受験に向けて計画的に準備を進めることができる環境が整っています。
中学受験をすることは、事実上、大学受験に向けての1歩を踏み出しているとも言えるわけですね。
また、大学の付属校に入れば、そのまま大学に進むことも可能でしょう。
この辺り、人によっては最大のメリットと考えることかもしれません。
ただ、もちろん、大学に行くことが人生の正解だとは限りません。
人それぞれ多様な選択があっていいし、我が子が大学進学以外の道を選んでもいいと思っています。
そんなアグレッシブな生き方を自分で考えることができたとしたら、それはそれで頼もしい限りです。
ただ、職業によっては大学で専門知識を学ぶことが必須となるものもあります。
学問を突き詰めたり、何かを研究するようなアカデミックな道もあります。
子供の将来の可能性を大きく広げるために、大学に行く、あるいはその準備をしておくということは有効な選択肢の一つだと思っています。
親の実感 !!
大学受験への意識が高い環境に送り込みたいですね。
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まとめ
以上、中学受験をするメリットを8項目にわけてご紹介しました。
今回は「良かった」と感じたことをまとめてみましたが、もちろん、必ずしも良いことばかりではありません。
デメリット、大変なこと、犠牲にすることもたくさんありました。
中学受験に否定的なご意見も多々ありますし、その通りだと思うことも多々あります。
それでも、私としては、中学受験という嵐のような3年間の経験は子供にとって意味のあるものだったと感じています。
志望校合格を目指す保護者の皆様
最後までお読みいただきありがとうございます!
ところで皆さん、
志望校に偏差値が届いているから安心と思っていませんか?
志望校に偏差値が届いていないから無理と諦めていませんか?
合否は偏差値では決まりません。
本番の試験で点を取れるかどうか、なんですよね。
そのためにできることは、自分の弱点をなるべく克服すること。
そして志望校の頻出問題に強くなること。
って、そりゃ分かってはいるけれど、子供が勝手にやってくれるわけでもなく、そこまで手が回らないのが現実だったりしませんか?
通っている集団塾では、「自分の弱点をつぶす授業」や「志望校(過去問)対策の授業」は基本やってくれませんから、自力で何とかしなきゃなんですよね。
本当に困ったものです…。
そこで。
そんな不安を解消する、とっておきの方法。
それは、家庭教師や個別塾を使うことです。
私も息子が中学に入学して初めて、同級生の多くが家庭教師や個別塾を利用していたことを知りました。
受験時にわざわざ周囲には言わないけど、リアルな利用率はかなり高いです。
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家族以外に一人でも一緒に受験に立ち向かってくれる人がいるだけで、戦局は大きく変わります。
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勉強を教えるとき親子だとどうしても感情的になってしまうこともありますが、それも解決。
毎日のストレスを減らすことができるのも、大きなメリットですよね。
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大学在学中に集団塾と個別塾と家庭教師のバイトを掛け持ち→現在は広告制作会社のWeb担当。子供たちの中学受験を機に進化する学習サービスに興味を持ち、気になる企業を取材しながら受験情報やオンライン学習などの記事を書いています。月間75,000PV。